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2006年 05月 31日
東京駅近くの高層ビルに今度入るとある会社のための内装計画がこの度終了。たかだかオフィスの内装、とは言え2ヶ月要したほどの大工事。ビル管理側も「普通そこまでしません・・・」と呆れられるほどの内容、が完了した。あくまで飲食でも物販でもないオフィス仕様。そのオフィス仕様をいかに綺麗に表現するか、が我々の仕事だった。
ここで標題の「実写の様なCG、CGの様な実写」。撮影時からモニターを見るとそこはまるでCGの世界、しかもうちの事務所のテイストに似ている。テイストだけではなく壁と床、壁と天井の境界がうっすら黒澄むlightscape特有のシャドウも出てる。床に落ちたピンスポットのナローな反射の様子もCG上で照明計画がうまく出来ていない時の絵にそっくりだ。 CGはその究極の姿が「実写」の様な絵に向かってることは当然のこと。そのために光の三次反射まで最近は取り入れられ、昔は高嶺の花だったラジオシティも殆ど一般的なapplicationの世界になりつつある。そういう意味では僕もCGではなるべく実写を目指してきたつもり。一方で実写がそのまま実写だと面白くない、と言うか至極普通の世界だ。 「これCGだろ?」みたいな絵が現実に撮れてるとそこの空気まで凍ってしまう戦慄を憶える。なんて思ってた。この度の写真は期せずしてCGに見える写真。これは自分ではなかなか満足。決して狙ったわけではないんだけど、ありきたりのオフィスの内装をなんとなく「昇華」させた、そんな気がする。
by marghe
| 2006-05-31 23:14
| 建築
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