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2005年 05月 05日
昨年秋に竣工した伊豆城ヶ崎海岸に於ける別荘のリフォーム、その二階の様子です。
建築的には、和風の中に挿入する洋室、または洋風の中に挿入する和室、そういったシーンではその都度その切り替わる部位のディテールに様々な工夫がなされます。この計画でもそれは例外でなく、写真の中央の廊下を挟むニ室は和室の造りをしていて一方でその廊下は洋風の仕上がりが階下から連なってくるため、必然的にそこになんらかの「仕掛け」が求められ、同時にそれが全体の構成のひとつの肝になることは明快でした。また視覚的にも、立ち位置を変えこの廊下を介して片方の和室からもう片方を見た時に、洋を挟んで和が連続するため明らかな洋の存在だけはそこでは避けなければならない点でもありました。 このような平面計画的な流れからその廊下は造りは洋、一方で視覚的には和にならざるを得ない、といったなかその中間領域のありかたを模索していきました。そもそもこの廊下そのものがリフォームにより付加された新しい要素であったため(それまでは2室が完全にくっついた部屋割りでした)新しい要素が空間全体のなかで浮いてしまうことだけはまず避けよう、と思ったのでした。 時間を経てこうしてあらためて考えてみるとその曖昧な要素を明確に形作ったのは結果的には何てことはない障子そのものであった様な気がします。前述のように和と洋の切り返しはその端部、または中間領域的な場所を介して共存するケースが多いのですが、ここではその「建具」そのものにその中間領域をダイレクトに求めたからかも知れません。 格子の形は意外なまでに全体を支配します。更に言えばそのプロポーションが和とも洋とも取れるひとつの別領域を作りあげるとも言えます。当然和である障子のなかに、その属性を排除した「無機質」を感じさせるプロポーションをここで作ったのかも知れません。 デザイン・アート系Blog #
by marghe
| 2005-05-05 01:19
| 建築(リフォーム)
2005年 05月 02日
昨年の12月に竣工したリフォームの物件です。
大田区にある住宅で築年数約30年の建物です。このあたりから一連のリフォームの仕事のデザインテーストがパターン化してしまって・・・いるのが写真を見ててもわかります。 今日は新しいお客さんが遠方より上京され、かねてから我々の東京の仕事を実際に見たいと言われてたのを受け、朝から東京近郊の「倉田事務所物件めぐり」をしていました。 ちょうどこの10年の仕事を自分でも振り返ることが出来るいい機会で、あのころの僕はこういう事を考えていたんだな・・・的な「昔の日記を読む」感覚が別の意味で新鮮でした。そんな事を考えながら今日はこの最近少し手慣れたtasteをアップします。 人気blogランキング #
by marghe
| 2005-05-02 22:30
| 建築(リフォーム)
2005年 05月 01日
少し前のことですが、石油ストーブのデザインをしました。
サンポットという会社、石油ストーブの製造大手メーカーでそこに新しいラインナップを加えた時の新商品です。今でも石油ストーブを点火するときにほのかに漂うベンジンのにおいがなんとなく子供の頃の寒い冬の朝を思い出し、僕は好きなのですが、最近では技術の発達でそんなことはあり得なくどの機器からもクリーンな温風が均一に吐き出されてきます。この石油ストーブも例外ではなく、(そもそもこのストーブのオイルタンクは別置きで床暖房とも併用というほどヘビーな使用)寒冷地に特化した商品であって、当然のこと室内はクリーンでホットな状態が保たれます。その様なヘビーでホットな・・・というコンテクストの中における新商品ラインナップの提案、我々はかようなクールフェースのデザインを提案しました。 この石油ストーブのデザインで特筆すべき点は表面のパネルがアルミ製であること。更にそのアルミの肉厚が5mmもあることです。これは建築の世界ではよく話題になる材料の質感と大いに関連があります。アルミの表面の質感はその肉厚に大きく依存します。肉が薄いとそこはかとない安っぽさが滲み出てしまい、逆にそこそこの肉厚があるとしっとりとした感じになります。「しっとりとした」という表現が適切かどうかわかりませんが、それは不思議なもので表面の平滑さを表す問題でなくあくまでもその背後にある質量が表面にテクスチャーとして漂う、それが実際に見てて識別できるからその様な表現を使います。ここではそのしっとりとした雰囲気をしてクールフェースな機器に質感を漂わせ、そのコンテクストとは対峙するような無機的なデザインに新しい「匂い」を与えたいと考え関係者の協力を得ながら製品化に漕ぎ着けました。 家電製品で表面に5mmものアルミの板材を使ったケースは僕が知る範囲ではなくそこそこの艶やかな雰囲気が出せた思ってます。 今度再びアルミの押出材を使った商品開発にチャレンジをするので思い出す意味であげました。 人気blogランキング #
by marghe
| 2005-05-01 16:41
| プロダクトデザイン(家電)
2005年 04月 30日
マルゲリータ(margherita.jp)からカセッティーナ(casettina)という新作を出します。
基本的にはBLCのモデュールを受け継いだダウンサイジング方向への発展形です。コレクションケース、小物の収納なんかを目的にしています。 「目的」にはしているのですが、具体的なモノがあまり思い浮かばず発売が延びています。 イタリア語で・・inaもしくは・・inoというのは「小さな・・」という意味です。casette(小箱)を更に小さくした「小さな小箱」という意味。 人気blogランキング #
by marghe
| 2005-04-30 17:32
| マルゲリータ
2005年 04月 30日
マルゲリータで今度新作を出します。BLCのシリーズの中に新しくテレビボードを加えます。液晶画面のテレビが好調な上さらに地上波放送に向けて現行のTVがすべてデジタルに置き換わる、という大きな波がこの業界を襲うなかテレビボードも様々なものが出始めました。
我々は昨年KOSUGAでテレビボードを発表してそれなりにマーケットの感覚を感じたなか、ここに満を持して新作のテレビボードを発表します。6月には発売したいと思ってます。 2005.6.15 発売しましたAVボード!デリバリー開始は7月下旬の予定です。 #
by marghe
| 2005-04-30 17:09
| マルゲリータ
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