倉田裕之/非公式ブログ:からくり造作家具
2005-08-09T19:22:27+09:00
marghe
建築設計事務所を続けている筆者の日常的に出会う出来事、昔の事、また自由業としてのその裏側、更には商品開発のためのマーケッティングを目的としています。あくまでも標題の通り「非公式」だよ。
Excite Blog
隠し姿見
http://margherita.exblog.jp/1481685/
2005-08-06T22:44:33+09:00
2005-08-09T19:22:27+09:00
2005-08-06T22:43:55+09:00
marghe
からくり造作家具
普段はこうして押入の襖になっています。その襖を開けるとこうして姿見をはめた襖がもう一枚現れ、さらにそれを引くとその奥が本当の押入になります。
鏡を室内に露出させない工夫、更にこれは場所を取らない方法で引き戸というのは思いのほかすっきり納まります。実はもともとこの家はそうでした。亡くなったご主人が着物好きの女将さんのためにしつらえたそうで、今回の改装でもそこの女将さんのたっての願い、
「これと同じものをつくってください」
で、そうしました。
デザイン・アート系ブログ]]>
ハンガー桐箪笥
http://margherita.exblog.jp/1404887/
2005-07-28T22:25:19+09:00
2005-08-02T16:46:07+09:00
2005-07-28T22:25:13+09:00
marghe
からくり造作家具
可動書棚などはそれに近い方法です。しかしこの住宅の場合、それを和室に付けたので畳みの上をこすって動かすわけにも行かず、こうして天井から吊り込み、床面では1cmほどのクリアランスで僅かに浮いてるという手法をとりました。
これはそれが収納されている状態。4竿あります。側面の仕上げはシナ合板です。面で塗装をすると洋の雰囲気が出てしまうので最後まで迷っているうちにペンキ屋さんが既に引き揚げてしまって・・・そのまま無塗装という形になり、そうなるとあきらめもつき、それはそれでいいじゃないか!と半ば強引に自分に言い聞かせてました。
そのうちの1竿を引きだした状態。ハンガーなので想像以上に軽い動きです。引き戸を引いてるくらいの感覚です。側面の手掛けハンドルのところはちょうどトレイが引けないのでそこだけ嵌め殺しにして全体の枠としての剛性を保たせてます。
デザイン・アート系ブログ]]>
リビングに於ける仏壇の収納
http://margherita.exblog.jp/1350675/
2005-07-22T23:01:25+09:00
2005-07-29T01:15:18+09:00
2005-07-22T23:01:22+09:00
marghe
からくり造作家具
それをしながらふと気が付いた、この「仏壇の収納」をご紹介。
昨年の暮れに引き渡したリフォーム物件のなかでの造作家具です。
この絵は収納された状態。普段リビングとして使う時にはこれで部屋に馴染みます。
一方その存在を忘れられそうなほど綺麗さっぱりしすぎてて・・・が問題
扉を開けた状態。内部もデコラです。このマット感がいいな、と今あらためて思いました。塗りではこうはいかないな・・・とも
観音開きの扉はこうして左右に隠せます。また下のトレーは手前に引き出せます。実際このトレーには重宝しているとのことです。お供え物を仏壇の手前におけるし、またしまえるし
実は遡る2年ほど前にやはりこの仏壇収納をやったことがあって、たまたま昨年All Aboutにそれが紹介されて・・・「売ってくれ!」という連絡を何件かいただき、それに気をよくして再びここで作りました。ここでは表面をすべてデコラの張り物でやってるので写真で見ると線が綺麗です。実物ももちろん綺麗に上がってますが、僕個人としてはその目地の通り方がこの仕事ではことのほか気に入ってて、久しぶりに見たこの写真でも、・・・まあまあじゃん、・・・なんて、思ったり。
デザイン・アート系ブログ]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/